世間でゼロ年代が始まった年、2002年について 

 coccoが消えた2001年。オレンジレンジがブレークした2002年。
 それらは世代の空気に一番敏感であろう、歌手達の歌詞からも見出せる。ミスチルの「Any」スパルタローカルズの「ウララ」「ぼくのポッパー」(スパルタの方は2004年だが、一般人が克服するに至った道程を具体的に描いている)

(注)俺の言うゼロ年代とは宇野常寛が使う意味とは違うかもしれない。俺の場合セカイ系克服じゃなくて、抑鬱系の克服を意味している。これは個人史のに由来しているのが大きい。