m9というミニコミとその感想 ver.0.3

本屋さんへ自分の足で行ってみると、思いがけない出会いがある。それはネットでは不可能なもので大切なことだよ、若者のみなさま〜。
 なーんていうありがちな文章を「そうです、まさにその通りですうう!」と讃えたくなるような出来事があった。m9というミニコミ雑誌を見つけたからだ。前にも言ったが2ちゃんねるの全書き込みを基準に、85点以上をたたき出す文章の集まりで、立ち読みにもってこいwの雑誌であった。

『骨子』●東北大学の大学院生の後藤和智が書いた文章について 
1、東浩紀の「動物化するポストモダン」批判についてはまったく共感できる。というか同じ内容をいつか書こうと思っていた。
2、宮台真司批判については反論したいが、俺が宮台の盲目的信者なので客観的な反論ができるかは不明。
3、サブカルチャーでは若者論を語れないとする言説への反論

●「左翼がネトウヨの増加を「貧困の問題」だと低コストで理解したふりをしている」という批判があるが、この雑誌がまさにそうだと証明してるじゃんw丁度層が重なりますよ、とネトウヨ自らが言っているようなものである。つまりネトウヨ=貧困、社会的弱者 という図式には一定の信頼があるのだ。

山野車輪のおかげで 小林よしのりの評価が相対的にあがったなー

(個人的な話)蛍雪時代ってまだあったんだー。この発見も足で出向いたおかげの一つである。