thank you ,第二次惑星開発委員会

 メンヘラーで暗い作品を摂取すること、そういうキャラを演じることに酔ってた俺を救ってくれたのは、去年の秋に偶然みつけたこのサイトだ。「永遠の仔」を気持ち悪いとかなんとか評したのはかの浅田彰なんだけど、それは今まで全然評論に興味の無かった、そしてネットが主で本を読まない俺達若者にとって決して触れることのないものだった。あと心理学化する社会を書いた、斎藤環だったけか。それのコピペみたいなもんかもしれないけど、俺たち若い世代に届く媒体でファッションメンヘラーを批判して気持ち悪さに気付かせてくれた事に俺は言葉で言い表せないほど感謝している。それは多分、俺が浪人ではあるが、高校というものから卒業しかかっていて、地方特有の保守的、閉鎖的で息苦しい地縁関係から抜け出せた、というのも大幅に関係していると思う。