m9というミニコミとその感想 ver.0.3

本屋さんへ自分の足で行ってみると、思いがけない出会いがある。それはネットでは不可能なもので大切なことだよ、若者のみなさま〜。
 なーんていうありがちな文章を「そうです、まさにその通りですうう!」と讃えたくなるような出来事があった。m9というミニコミ雑誌を見つけたからだ。前にも言ったが2ちゃんねるの全書き込みを基準に、85点以上をたたき出す文章の集まりで、立ち読みにもってこいwの雑誌であった。

『骨子』●東北大学の大学院生の後藤和智が書いた文章について 
1、東浩紀の「動物化するポストモダン」批判についてはまったく共感できる。というか同じ内容をいつか書こうと思っていた。
2、宮台真司批判については反論したいが、俺が宮台の盲目的信者なので客観的な反論ができるかは不明。
3、サブカルチャーでは若者論を語れないとする言説への反論

●「左翼がネトウヨの増加を「貧困の問題」だと低コストで理解したふりをしている」という批判があるが、この雑誌がまさにそうだと証明してるじゃんw丁度層が重なりますよ、とネトウヨ自らが言っているようなものである。つまりネトウヨ=貧困、社会的弱者 という図式には一定の信頼があるのだ。

山野車輪のおかげで 小林よしのりの評価が相対的にあがったなー

(個人的な話)蛍雪時代ってまだあったんだー。この発見も足で出向いたおかげの一つである。

死刑存続派の宮崎哲弥が今回の光市の事件で、加害者の少年に同情した理由とは ver.0.5

前回書いた「少年が口先だけでなく本気で人を殺そうと思うのは当然のことです ver.1.2」の続きとして、書いてみます。前回の記事をまずは見てください。

宮崎哲弥とは何者なのかをまずwikipediaを用いて調べてみる。来歴の欄に

シモーヌ・ヴェイユの影響を受け、中学卒業後しばらく社会人生活を送る。今の雰囲気からは考えられないが、当時を本人は「高校までは札付きの不良だった」と語っており、ナイフを携帯し、深夜徘徊していた。そのような素行のため、親族が「このままでは犯罪者になるのではないか」と恐れ、精神病院に入れられそうになったと述懐したことがある。(「アクセス」)」

とある。この来歴を、名前は失念したが有名な評論家が指摘した「仕事上都合が良いから評論家や批評家は不良であるということをアピールしたがる、そして福田和也が保守を標榜している理由もそれで理解できる」という(優れた)分析によって回収できるのであろうか?いや、そうは思わない。オウム関連の朝生で、彼は「僕は若い時死ぬのがとても怖かったですよ。だから宗教に走りました」みたいなことを言ったのだ。この過去の来歴とその発言を照らし合わせてみるに、彼は思春期に並々ならぬ感受性の鋭さを持っていたことであろう。
シスタープリンセスとかいうゲームでは感受性のパラメーターが高すぎると不良に走ってしまうらしい。これを聞いて僕は「なるほど!」と一人で感動したものだ。思春期の感受性の鋭さがどんなもので、生活や態度にどんな影響を与えるか、それはもう体験した人間にしかわからない、と述べるしかない。このケースでは、わかるやつにはわかる、という理論もへったくれもないことを言うしかないのだ。そして私も非常に多感な思春期を過ごしてきた「わかる」人間だ。
ちなみにサカキバラセイトに「彼は自分だ」と言った大槻ケンヂ、「ロックがなかったら俺は殺人者になっていた」といった有名なロッカー。彼らはみな「わかる」側の人間である。
「わかる」やつらはみな学校で社会で疎外されてきた。彼らが帰属できる場所は、『昔』は「不良」というものがあって、多かれ少なかれそこに属していたら社会に対して安全であった。そこにも帰属できないものたちは先に述べたように創作活動にいそしんだ。音楽や小説、絵画だ。だがそれらには興味と才能が必要不可欠である。その興味、才能、能力が無いものは一体どうすればいいのだろうか?つまりそこからもあぶれた人間達のことだ。
会社でリストラされた中年が自殺をするのだ。ましてや少年達がどこにも帰属せずに正気を保てるはずがない。そう、ここで大衆の言う「悪魔と呼ばれた少年」の誕生である。凶悪犯罪を犯す少年の作り方だ。


(個人的な話)志望校を早稲田から他へ変えました。色んな未来へさようならしなくちゃならないね(泣)

世間(サブカルチャー界)でも小林よしのりをディスってるね

 例えば1ヶ月前くらいの伊集院光 深夜の馬鹿力の投稿ネタで「高2の時に貸したたくさんのゴーマニズム宣言、あれもう返さなくていいよ」っていうネタがあった。伊集院が「高2っていうのがいいですねー」なんてコメントして、わざわざあまたある投稿の中から選んだということは「芸能人である(ここ重要)」伊集院光小林よしのりをディスってもいいと、世間の空気的に(彼は芸能人であるからここ重要)ディスってもいいと肌で感じ、このネタを採用したのだ。
 例えば2005年にはマキシマムザホルモンの 「what's up, people」という曲の歌詞で 『マヌケボスの戦争論 誹謗にけなそう』とある。そしてこれはデスノートの主題歌として2007年に使用された。
 
 このことから見るに、(だってもう空気の読める芸能人が言ったんだよ!)「小林よしのり」の解毒はもう完了したか、し終えそうな状況である。さて、解毒された人々はどこへ向かうのだろう?さすがに、ゴー宣を「まじめに」読んでたやつはネトウヨにはならないだろう、と思いたい。右も左も叩くバランス感覚を持つがゆえにかつてパワーを失ったよしのりについて行くのだろうか?それとも右に行くのか、左に行くのか。今が洗脳時ですぜ、政治家・活動家の諸君。

ダウンタウンはいじめの元凶? 鳥居みゆきはメンヘラーを馬鹿にしてる? (足を切断する前に裸を見て)

 そう思う人はたくさんいるだろう。俺はお笑いが好きだから、別にダウンタウンは悪いとは思わない。鳥居みゆきはあんまり知らないから言わないけど。障害者を馬鹿にした芸人もいて、謝罪した。まあこれは現代の日本社会においては絶対に許されないことであるのは自明である。
 お笑いは暴力と差別と紙一重だ。人によって価値観が違うので、どのラインで傷つくかは様々だ。だからもし俺がお笑いが嫌いだったら、ダウンタウンを責めるだろうな、とは思う。

 で、そういう「他の多くのブログに書かれているよくある内容」をわざわざ書くつもりはない。
問題は、出会い系からのメールを見て、ひどいショックを受けたことだ。内容を記述しよう。↓


件名
車イスですけど良いですか?
受信時刻
2008年5月1日 18:43:25
内容
来月足を切断予定です恋愛を今まであまりした事が無くて切断前の綺麗な体のまま誰かに観て欲しいんです一晩限りの恋人でも良いんです!だから私の彼氏になってくれる事を考えてくれませんか?



これは。。。ナシだろ。個人的にはアウトだ。傷ついた、障害者ではなく俺が傷ついた。障害者を愚弄しているとしか思えない。
どう見ても業者なんだが(写真がついてて素人じゃない風貌だったから)、もうここまでいったらね。。。個人的に許せるラインを超えてます。

ニュース 4月29日

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20080429005.html かの産経新聞
>「スポーツと政治は別」などというのは建前だけの空論であって、国威発揚が最大の狙いであることはいまさら言うまでもない。五輪はスポーツを使った国際政治のぶつかり合いの場である。


そんだけ書くスペース与えられたんなら「いまさら言うまでもない」って断言するに至る論理や根拠を説明しろよ。なんでそういうところをわざわざ省略するかなあ。意味が分からん。花岡信昭ってやつはアホなのか?


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080428-00000001-maiall-soci 毎日新聞 この報道でのネトウヨくさいやつのコメント

>5:2008年4月28日 14時31分
163点
中国人と在日にお年寄りの家が分ってしまう・・・・。
関西はただでも奴ら率が高いのに。
もっといい策はないのだろうか?


yahooはコメントできるのを廃止したほうがいいよ もう2ちゃんのアホどもが流入しすぎ。